解体に役立つ情報
2021年10月18日
解体業者が教える解体工事の時に多い苦情ランキング!!
こんにちは☆
愛知県津島市で解体業をしているHANAです!!
今回のテーマは
☆ ★ 解体工事の時に多い苦情ランキング★ ☆
解体工事を行う際には様々なトラブルが発生します。施工会社とのこと、近隣住民の方々とのことなど、日頃馴染みのない事ばかりなので不安に思うこともたくさん。
今回は、解体工事とトラブルの関係に注目をして解体工事で起きやすい苦情について解説していきます。
解体前に事前に読んでおく事で未然に防ぐことにもつながります!!!
主なクレームは大きく分けて3つ。
1.騒音によるクレーム
2.ほこり・粉塵によるクレーム
3.路上駐車によるクレーム
では一つ一つ詳しく解説していきます!!
◆騒音によるクレーム
解体工事作業をしていると、どうしても騒音や振動が出てしまいます。
解体工事を行っている側はあまり気付きませんが、この騒音や振動は周辺の住民の方たちにとってはかなり迷惑なことも少なくありません。
工事の依頼主としてはなるべく近隣に迷惑はかけたくないですし、トラブルも起こしたくありませんよね。
でも一体どの程度の音が「騒音」なのか。
騒音・振動規制法
解体工事では、騒音・振動規制法が定められてます。
簡単に言うと、定められた基準値を超える騒音・振動は取締りの対象になるのです!!
〜環境省が定める基準〜
作業時間帯 : 午後7時から午前7時は作業禁止
作業時間 : 10時間を以上の作業は禁止
作業期間 :6日以上連続での作業は禁止
曜日 : 日曜日、休日は作業禁止
✔︎ 騒音の上限は85db(デシベル)
✔︎ 振動の上限は75db(デシベル)
騒音の上限は例えば
地下鉄の車内程度の騒音までなら法律上は問題ない
という風に例えられてます。
地下鉄の車内はとてもうるさいですよね?
家の中で聞くとなれば、なおさらうるさく感じるかもしれません。
→環境省が決める基準に違反をしていないかをチェックしましょう。
また、工事着工前に近隣住民へ挨拶周りをして理解を得ることが重要です!!
◆ほこり・粉塵によるクレーム
解体工事に騒音や振動はつきものですが、次に多いクレームとしては粉塵によるトラブルです。
建物を解体する際には、少なからず砂ぼこりがたちますし、その砂ぼこりが風に乗って近隣の住民が住む家へと降り注ぐことも多くあります。
騒音や振動と同様に、解体工事による粉塵を完全になくすというのは難しいです。
粉塵によるトラブルを最小限に抑えるコツなどを紹介しています。
主なほこり・粉塵トラブル
・解体作業を行っているすぐ隣の住民が洗濯物を干していると、かなりの確率でその洗濯物が粉塵まみれになってしまいます。
→粉塵を伴う解体作業中に洗濯物を干すのを避けてもらう、といった対策が必要になってきます。
・現場付近に駐車している車が被害に遭う事も多くあります。
自宅のカーポートに駐車していても風向き等で車の表面がほこりまみれになることがあります。
→作業時間に駐車している場合は、シート貸し出しているので車を保護してもらうといった対策が必要です。
◆路上駐車によるクレーム
解体工事をする際には、重機や廃材を運ぶための工事車両が多く必要となります。
狭い住宅街では、大きな作業車が停車していると、とても迷惑になりますよね。
なにも説明がないまま住宅地などに路上駐車することは、近隣住民やその道路を通らなければならない人たちとのトラブルに繋がってしまいます。
→事前に周囲の住民へ挨拶周りをしてご理解頂くことが重要です。
また、工事着工前に道路の使用許可を申請しておくことも必要になります。
◆まとめ
解体工事最中に起きやすい苦情TOP3を解説しました。
どの項目でも共通して言えるのは、やはり「配慮が足りない」という点に尽きます。
事前に全ての情報を伝えることは難しくとも、挨拶回りの際は慎重に言葉を選び、誠意が伝わる対応が重要になります。
施主と解体業者のセットで回ると尚誠意が伝わるかと思います。
解体費用を知りたい方、費用にご不安がある方是非HANAにお問い合わせ下さい!!
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